四国内の観光スポット
交通手段だけではもったいない! 瀬戸内の島々を結ぶ瀬戸大橋を通して瀬戸内の魅力にせまりました。
観光スポット
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瀬戸大橋タワー
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東山魁夷せとうち美術館
香川県
岡山県
大槌島
1988年(昭和63年)に瀬戸大橋が全線開通しました。
ルートは道路37.3km、鉄道32.4kmで、海峡部9.4kmに架かる6橋を総称して瀬戸大橋と呼ばれています。
1970年(昭和45年)に本州四国連絡橋公団を発足してから完成に至るまで、オイルショックをはじめとする苦難を乗り越えなんと18年の月日が流れました。
これまで船で海を渡るという手段しかありませんでしたが、瀬戸大橋ができたことで人々の生活を豊かにし、産業や観光業の発展に貢献してきた立役者であることは言うまでもありません。
橋には道路と鉄道が通り、鉄道道路併用橋としては世界最長で2015年には、『世界一長い鉄道道路併用橋』としてギネス世界記録(TM)にも認定されています。
また、2017年(平成29年)には、日本の20世紀遺産として選定されています。
瀬戸大橋のたもとに白く大きくそびえ立つ建物、瀬戸大橋タワーをご存じでしょうか?
回転式展望タワーとなっており、UFOのような円盤型の展望室が地上108mまでゆっくり回転しながら上昇し、瀬戸大橋を中心とした瀬戸内の絶景を楽しむことができます。
所要時間は10分間ですが、360度のパノラマビューで、高さは最頂部は132m、なんと世界一の高さを誇ります!
東は坂出の工業地帯と五色台、西は本島など瀬戸内海の島々、南は讃岐山脈、北は瀬戸大橋に連なる、与島、岩黒島、櫃石島、鷲羽山などを見ることができます。
瀬戸大橋記念館をはじめ、水の回廊、遊具がたくさんあるこども広場、週末にはイベントが開催されるマリンドームなど、家族で楽しめる施設がたくさんあります。
お弁当を持ってのピクニックや、お食事処で瀬戸大橋を眺めながらの食事(要予約)も楽しみの一つかもしれません。
昭和を代表する日本画家、東山魁夷の作品を展示している美術館です。
東山魁夷画伯の祖父が坂出市櫃石島の出身で、香川県とゆかりが深いことから、ご遺族より版画作品270点余の寄贈を受け、これら作品を広く鑑賞していただくため、香川県立東山魁夷せとうち美術館が建築されました。
自然豊かな美しい絵画が特徴です。
また、この館内のカフェには大きな窓があり、穏やかな瀬戸内海と瀬戸大橋が一望できます。
先ほどの瀬戸大橋タワーの上からの展望とは異なり、水面の目線で景色を楽しんで頂くことができます。
日によって異なる瀬戸内海の表情を楽しんでみるのもおもしろいですね。
※高校生以下、満65歳以上の方は無料です。
※カフェのみの利用は入館料はかかりません。
大槌島(おおづちしま)、という島をご存知でしょうか?
瀬戸大橋を通ると目に入る、三角形の尖った山として記憶している人も多いかと思います。
この大槌島は無人島で、全山山地と言える形状で、平坦地はほとんどないのが特徴です。
この島の中心に県境が通っており、北側は岡山県、南側は香川県となります。
瀬戸大橋を通る際には、ぜひ注目してご覧ください。