四国内の観光スポット
愛媛県大洲市の国指定重要文化財『如法寺仏殿』は市内から車で10分程度の場所にあります。紅葉の見頃に行くのがおすすめ。
観光スポット
如法寺
愛媛県大洲市
文化財
ツバキと紅葉の名所
由緒あるお寺
仏殿
冨士山
如法寺仏殿
2021年10月、大洲インターチェンジから大洲城方面へ国道56号線を車で走ること15分程度。冨士山(とみすやま)公園の近くにあり、肱川沿いの道からの少し山道を上にあがった所にあります。途中、離合しにくい場所もありますが、そんなに長い距離ではないので、比較的行きやすいです。
しっとりとした雰囲気で、自然豊かで心静かに季節を感じることができます。
如法寺は大洲市の象徴と言われるこど由緒あるお寺だそうで、参拝者は、「境内の新緑」「素晴らしい紅葉」等を求めて来られるそうです。
細い山道はそんなに長く続きません
車で走れる山道から如法寺に続く階段
到着すると駐車が可能な場所があります
仏殿へ続く入り口には注意書きが。
苔の上ではなく、石の上を歩きましょう。
山門、観音堂、仏殿、庭園を徒歩で回ると30~40分程度かかりますが、境内の一部だけでも見てお参りするのも良いと思います。
如法寺はもともと、室町時代に喜多郡の領主・宇都宮氏によって創立されたお寺だそうです。度重なる火災により仏殿以外の建物が焼失し、その後数棟が再建され今に至っています。
火災を免れた『仏殿』は優れた意匠と構造形態をもつことから、平成4年(1992)に国の重要文化財に指定されました。
鐘楼・地蔵堂へ石の上を歩きます
鐘楼と地蔵堂
仏殿と右には経蔵(猫が日向ぼっこしていました)
仏殿前
山門から見る仏殿
山門までの道
深い緑と青い空のコントラストが綺麗でした
とても静かな場所、穏やかな時間の流れ…今は緑色のもみじを眺めながら、心が安らいでいくのを感じました。もみじが赤く色づく頃にまた来たいと思います。
青もみじがきれいです
仏殿から山門を見る
深い緑の中に青い空が垣間見えます
如法寺の椿三株
如法寺の玄関前の庭にある愛媛県指定の天然記念物『如法寺の椿三株』。
入り口に近いA株は五色散椿と言われ、樹齢推定300年前後とされる。B株・C株は酒呑童子と言われ、樹齢推定150年~250年以上で、いずれも愛媛県下にある椿の名品で、花も大輪で花色も良く貴重な品種です。
椿の開花時期は2月~4月頃です
雨の如法寺…少しずつ紅く色づいてきていました。紅葉はもう少しですね。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。